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「発表会があるなんて、結局“上手になる努力”が必要なんじゃないですか?」「街のピアノ教室と変わらないのでは?」

そんなふうに感じる保護者の方へ。
ピアノノギフトではまだ大規模な発表会は開催していません。
ですが、“希望される生徒さんのみ”に、小さな発表の機会をご用意し、そこから見えた大切な気づきがあります。

今日は、なぜピアノノギフトがこれから発表会という場をつくろうとしているのか、その理由を丁寧にお伝えします。

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■「発表会って、結局“上手さ”を求める場所では?」

保護者の方から、こんな質問をいただきました。

「ピアノノギフトって“上達が目的ではない”とおっしゃっていますよね?
なのに発表会って必要なんですか?」

これはとても自然で、そしてとても優しい質問です。
「うちの子に負担がかからないか?」
「比較されたり、落ち込んだりしないか?」
そんな想いから出てきた問いだと感じます。

まずお伝えしたいのは―― ピアノノギフトは“発表会=上手に弾く場”と考えていないということです。

そしてもうひとつ。 私たちはまだ大きな発表会を開催してはいませんが、
“希望者のみで行う小さな発表の経験”を通して、必要性を確信するようになりました。


■ピアノノギフトの発表経験は「上手い・下手」ではなく「心の成長」のため

ピアノノギフトの発表の場は、
“うまく弾けたかどうか”を評価する場ではありません。
その子が「やってみよう」と思えた勇気、
そして「できた」と感じられた瞬間を大切にしています。

通常のレッスンでは、

  • 楽しむこと
  • 表現したい気持ち
  • できた!の積み重ね
  • 親子のウェルビーイング(心の心地よさ)

を大切にしていますが、 “少しの緊張を伴う経験”だけは、レッスン室では再現できません。


■希望者のみで行った「小さな発表の場」で見えたこと

ある日、数名の生徒さんから、

「おうちの人の前で弾いてみたい!」
「動画を撮ってもらっておじいちゃんに送りたい!」

と声をいただきました。

そこで、レッスンの最後の3分だけを使い、 “ミニ発表会”のような時間をつくりました。 ※もちろん希望者のみ・自由参加です。

そのときに見た子どもたちの姿は、 レッスンのときとはまったく違いました。

● 背筋が伸びる

● 真剣な表情で鍵盤に向かう

● 最後まで弾こうとする意思が生まれる

● 弾き終わった瞬間にパッと花が咲くような笑顔になる

どんなに短い曲でも、 どんなにシンプルな演奏でも、 その“3分間の輝き”は本物でした。

そして保護者の方も、

「いつもの練習の何倍も集中していて驚きました」
「弾き終わったあとの顔、今まで見たことない表情でした」
「家で練習する理由が“先生に聴いてほしいから”になりました」

とおっしゃいました。

この“希望者だけの小さな発表”が、 私に大きな気づきをくれました。

「ああ、発表の場というのは、“上達”ではなく、”心の成長”のスイッチになるんだ。」


■発表の場は「努力を強いる場所」ではなく「自分から頑張りたくなる場所」

一般的な発表会は、

  • ミスしてはいけない空気
  • 人と比べられる場
  • 練習の量で勝負する場

というイメージがあります。

でも、ピアノノギフトが作りたい発表会はその逆です。

● ミスしてもいい
● 弾き直してもいい
● 途中で止まってもいい

それでも“最後まで弾き切った自分”を誇れる場所

この「やさしい挑戦の場」こそが、 子どもの心に“自己効力感”を育てます。

自己効力感とは、 「自分ならできるかもしれない」 という感覚のこと。

心理学でも、自己効力感は将来の挑戦力に大きく影響すると言われています。

ピアノノギフトが発表会を計画している理由は、ここにあります。


■「比較」より「物語」でつながる発表会にしたい

私がつくりたい発表会は、 いわゆる“順位をつける会”ではありません。

一人ひとりが違う背景を持っています。

  • 恥ずかしがり屋さんで、いつもはママの後ろに隠れる子
  • おしゃべりが大好きで、曲紹介まで頑張る子
  • 緊張でドキドキしながらも、ゆっくり鍵盤に手を置く子
  • 途中で止まってしまい、深呼吸してまた始める子

その一つひとつに、 その子だけの“物語(ストーリー)”があります。

私は、その物語を照らすような発表会にしたいのです。

● 誰かと比べるための発表会ではなく、
● 「自分と向き合った時間」を祝う発表会へ。


■親子にとっても“一生の記憶”になる

希望者だけで行った小さな発表でも、 終わったあとに保護者さまが涙ぐむ姿を何度も見てきました。

・緊張した背中 ・ちいさな指で奏でる音 ・弾き終えて振り返ったときの表情

その全部が、かけがえのない“今だけの瞬間”です。

私自身、7歳の頃に母が撮ってくれたビデオを 何度も見返したことがあります。 そのときの会場の空気、ステージの照明、母の声―― 全部、宝物でした。

ピアノノギフトが目指すのは、 「家族の人生に残るギフトになる発表会」です。


■ピアノノギフトの発表会は“これから作っていく未来”です

繰り返しになりますが、ピアノノギフトでは、

  • まだ正式な発表会は開催していません。
  • 現在は、希望者のみで“小さな発表の機会”をつくっています。
  • これらの経験を積み重ねながら、未来の発表会を形にしようとしています。

だからこそ私は、 「今の教室だからこそできる、新しい発表会のかたち」をつくりたいと思っています。

それは、上手さを競う会ではなく、

  • その子のペースを尊重する会
  • 自己効力感を育てる会
  • 親子の心が満たされる会
  • 家族の人生の記念になる会

そんな、やさしくて、あたたかい発表会です。


■最後に:なぜピアノノギフトで発表会が必要なのか?

発表会とは、
“上達のためのイベント”ではなく、
“自分を好きになる経験をつくる場”
だからです。

ピアノノギフトの発表会は、 これからゆっくり形づくられていく未来のプロジェクトです。

希望されるご家庭と一緒に、 一つ一つ丁寧に積み上げ、 “心が豊かになる経験”として育てていきたいと考えています。

そしていつか、 子どもたちがステージに立ち、 自分を誇り、 親御さんがその背中を見守り、 それが家族の宝物になるような―― そんな発表会を実現したいと思っています。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
小さな挑戦を大切にできる、あたたかい教室であり続けたいと思っています。

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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