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ピアノノギフトが生まれるまで。10代の情熱と20代の迷い、そして「使命」に出会うまでの物語

こんにちは。ピアノノギフトの湖苗美です。
このページでは、少しだけ「私自身の物語」をお話しさせてください。

10代はピアノの練習にすべてを捧げ、
20代は、自分の向かうべき道が分からず、何度も遠回りをしました。
そのたびに傷ついたり、落ち込んだりしながらも、
いつも心の真ん中には「ピアノ」がありました。

そんな私が、なぜ「ピアノノギフト」という教室を始めたのか。
そして、どんな想いでお子さんや保護者の方と向き合っているのか。
よかったら、ゆっくりと読み進めていただけたら嬉しいです。

この記事でお伝えしたいこと

  • 10代を「ピアノ一色」で過ごした私の原点
  • 20代、たくさんの挑戦と失敗を繰り返して気づいたこと
  • 「ギフト」としてのピアノ演奏が、使命に変わった瞬間
  • なぜ「ピアノノギフト」という教室を始めたのか

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10代。ピアノの練習にすべてを捧げた日々

10代の私は、ほんとうに「ピアノ一色」でした。
学校のテストよりも、部活よりも、休日の遊びよりも。
私の世界の中心には、いつもピアノがありました。

試験とコンクールがすべて。
1日のほとんどの時間を、鍵盤の前で過ごしていたと思います。
今振り返ると、とてもストイックな生活ですが、
それでも当時の私は、どんなに辛くてもどこかで「楽しい」と感じていました。

なぜなら、自分で望んで練習していたから。
どうしても弾きたい曲があって、
どうしても届けたい人がいて、
どうしても表現したい世界があったからです。

ピアノは、私の言葉であり、感情そのものでした。


20代。憧れの舞台のあとに訪れた、燃え尽きと自己嫌悪

20代になり、ずっと憧れていた舞台で演奏する機会をいただきました。
自分の中で「ここに立てたら一つの目標達成」と思っていた場所。
その舞台に立てたこと自体は、本当に幸せな経験でした。

でも、不思議なことに、そのあと私は少しずつ燃え尽きていきました。
「やり切った」達成感のあとにやってきたのは、
次の目標が見えない不安と、自分に対する自己嫌悪でした。

ちょうどその頃、世の中はコロナ禍。
演奏の仕事も減り、「これから何を目指して生きていけばいいんだろう?」と、
ただただもがく日々が続きました。


音楽だけじゃない。たくさんの“仕事”に飛び込んだ20代

そんな中でも、私はずっと動き続けていました。
まるで、自分の居場所を探すように、いろいろな仕事に挑戦しました。

  • ラウンジでのピアノ演奏
  • ワイナリー、カフェ、ベビー雑貨店のスタッフ
  • 幼稚園の音楽講師(学生時代から)
  • 音楽教室でのピアノ講師
  • 大人のためのピアノ教室を立ち上げるも、すぐにテナントを手放すことに
  • 職業作曲家としての仕事を学ぶ
  • ソングライターとして楽曲提供を学ぶ
  • 音の編集の仕事
  • 憧れていた音楽制作会社へ就職するも、成果を出せず退職
  • まったく別ジャンルのYouTubeで収益化(月20万円ほど)するも、企画を続けられず終了

今だけ見ると「いろいろ経験してきたんだね」と言われますが、
当時の自分の心の中は、いつも不安定で、
「ずっと溺れかけているような感覚」がありました。

「石の上にも三年だよ」と言われたり、
「せっかくあんなに演奏頑張ってたのに…」と言われたり。
そう言われるたびに、胸の奥がズキッと痛んだのを覚えています。
(それでも、演奏だけは細々と続けていました☺︎)

それでも、挑戦をやめたいとは思いませんでした。
むしろ、たくさんのエラーを経験するたびに、
だんだんと「自分の人生の使命のようなもの」が浮き上がってくる感覚も同時にあったのです。


仮説とエラーの繰り返し。「私は何をしていると幸せなんだろう?」

「こんな職業がいいかも?」
「私はどんなことが向いているんだろう?」

そうやって仮説を立てては、実際に飛び込んでみて、
「あ、違うかもしれない」と気づいては戻ってきて…。
20代は、そんな繰り返しの連続でした。

でもその中で、ひとつだけ確かな感覚がありました。
それは、「自分で自分の人生を選択している」という感覚です。
誰かに決められた道ではなく、自分で舵を取っているという実感。
たとえ失敗しても、そこから何を学ぶかは自分次第だと思えていました。

たくさんのエラーの中で、私はずっと考えていました。
「私はどうしたら人の役に立てるんだろう?」
「何をしていると、いちばん幸せなんだろう?」
「何をしていると、人を幸せにできるんだろう?」

その問いが、少しずつ、私の生き方の軸をつくってくれていたのだと思います。


大切な友人への「ギフト」。すべての経験が、一本の線でつながった瞬間

そんなタイミングで、大きな出来事がありました。
6才の頃から一緒にピアノを頑張ってきた、家族のような大切な友人の結婚式。
その友人から、「結婚式でピアノを弾いてほしい」と依頼を受けたのです。

私は、ただ演奏するだけではなく、
20代で学んできた映像制作や編集のスキルも全部使いたいと思いました。
友人のこれまでの写真や動画を集めてムービーを作り、
当日はその映像に合わせて、生のピアノ演奏をBGMとして重ねる。
そんな「ギフト」を贈ることにしたのです。

制作の期間中、私はずっとワクワクしていました。
10代で極めてきたピアノの技術と、
20代で身につけた制作・編集のスキル。
そのすべてを、大切な人のために注ぎ込んでいる時間。

そのとき、心の中でふっと思いました。
「ああ、これが“生きがい”ってやつかもしれない。」

本番当日。
涙を流して喜んでくれた友人と、ご家族の表情を見た瞬間、
胸の奥で「カチッ」と音がしたような感覚がありました。

「私の仕事の方向性は、きっとここにある。」
そう、はっきり思えたのです。


29才の誕生日。「ピアノノギフト」という言葉が、心に降ってきた

その数週間後、私は29才の誕生日を迎えました。
「この1年を、どんな年にしたいだろう?」
ゆっくり、自分に問いかけてみました。

そのとき、心の中からふっと浮かんできた言葉がありました。
「ピアノノギフト」
ピアノを“ギフト(贈り物)”として届けたい。
そんなイメージが、一気に形になった瞬間でした。

気づいたら、その翌日にはホームページを開設していました。
誰かが用意してくれた環境に飛び込むのではなく、
自分でゼロからつくるプロジェクト。
初めて、「これは私がやらなきゃいけない」と、使命感のようなものを感じました。

「ピアノノギフト」は、
10代で捧げてきたピアノ、
20代で重ねてきた挑戦と学び、
そのすべてをかけ合わせて生まれた私のライフワークです。

「うまくなること」だけを目的にするのではなく、
「過程を味わって、心を豊かにするピアノ」を子どもたちと保護者の方に届けたい。

そんな想いを名前に込めました。


「うまく弾けること」よりも、「心が豊かになること」を大切にしたい

かつての私は、「うまく弾けること」に人生のほとんどを捧げていました。
それはそれで、かけがえのない時間だったと思います。
でも今、ピアノの先生として子どもたちと向き合うとき、
心から感じていることがあります。

それは、ゴールは「上手に弾けること」だけじゃないということ。
ピアノを通して、
・自分を好きになること
・努力が実る喜びを知ること
・誰かのために音を届ける幸せを感じること
・親子で一緒に成長を喜び合うこと
そういう、目には見えない“豊かさ”こそが、
子どもたちの人生を長く支えてくれると信じています。

ピアノノギフトは、
「うまくなること」をゴールにしないピアノ教室です。
練習の過程そのものを味わいながら、
一緒に心を育てていく場所でありたいと思っています。


おわりに:ピアノノギフトに込めた、ささやかな願い

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
長い長い遠回りをしながら、やっとたどり着いた「ピアノノギフト」。
この教室は、私にとって“仕事”であると同時に、
「生き方そのもの」でもあります。

ピアノを通して、お子さんが
「できた!」「もっとやってみたい」と笑顔になれること。
その姿を見て、保護者の方が
「この子のこんな表情、初めて見たかもしれない」と感じてくださること。

そのひとつひとつが、私の生きがいです。

もし、ピアノの習い事について迷っている保護者の方がいらっしゃったら、
いつでもお話だけでも聞かせてください。
あなたとお子さんにとって、ピアノが
「上手に弾けるため」だけでなく、
心を豊かにする“ギフト”になりますように。

そんな願いを込めて、今日も鍵盤の前に座っています。


🎹 ピアノノギフトの体験レッスンについて

ピアノがはじめてのお子さん、
過去の習い事で少し傷ついた経験があるお子さん、
どんな方でも安心して来ていただける教室を目指しています。

「うちの子に合うかな?」と迷われている方は、
ぜひ一度、体験レッスンやLINEからお気軽にご相談くださいね。

日比谷・三田・田町エリアでの対面レッスン/オンラインレッスンもご相談可能です。
お子さまにとっての“音のギフト”を、一緒に育てていけたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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