「うちの子、才能がないかも」「弾けないと怒ってしまって…」
そんな声をレッスンのたびに耳にします。でも、大丈夫です。
ピアノに一番必要なのは“特別な才能”ではなく、小さな習慣を続ける力なんです。
この記事のポイント
- 才能よりも「習慣化」が上達のいちばんの近道
- 1日30秒でも“触れる”ことに大きな意味がある
- 「好き」「やってみたい」気持ちを大切にすることで自信が育つ
才能がある子って、どんな子?
「最初から上手に弾ける子」「覚えるのが早い子」が“才能のある子”だと思われがちです。
でも、私がたくさんの生徒さんを見てきて感じるのは、毎日少しずつピアノに触れる子が、最も伸びるということです。
最初の音が鳴らなかった子も、鍵盤を押す力が弱かった子も、
1日30秒でも“ピアノに触れる習慣”ができた子は、半年後には自信に満ちた表情で弾いています。
なぜ習慣化が大事なの?
ピアノはスポーツや言語と同じで、脳と指のつながりを育てる練習です。
一度にたくさん練習するよりも、短くても毎日触れる方が効果的なんです。
“毎日弾く”といっても、最初はたった30秒でOK。
「昨日より1音多く弾けた」「この曲のはじめだけ練習した」——そんな小さな積み重ねが、確実に上達へとつながります。
レッスンの一例:最初は3日坊主だった年中さん。毎日30秒だけ“ド”を押す習慣をつけて3か月後には、1曲を最後まで弾けるようになりました。「今日はこれ弾いたよ!」と笑顔で話す姿が、なによりの成長です。
ピアノは「できるようになる」より「続けられる」が才能
練習を続けられること——それこそが最大の才能です。
最初から上手に弾ける必要はありません。
大切なのは、ピアノを嫌いにならない環境をつくること。
おうちでは「練習しなさい」ではなく、
「一緒にピアノ見てみよう」「今日はどんな音出るかな?」と声をかけてあげてください。
子どもは、“楽しい”と感じた瞬間に、自分から動き出します。
まとめ:1日30秒触れたら、それはもう才能です
ピアノは「できる子がやる」ものではなく、「続けられる子が上達する」もの。
1日30秒の習慣を大切にできる子は、努力という才能をすでに持っています。
もし今、不安に感じているお母さまがいたら——どうか安心してください。
ピアノノギフトでは、一人ひとりのペースに合わせて“好き”を育てるレッスンを行っています。
ピアノは“才能の競争”ではなく、“心を育てる習慣”。
毎日少しずつ続ける中で、お子さまの中に音楽を愛する力が育っていきます。
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