同じようにピアノを習っていても、
「ピアノが大好き!」と目を輝かせる子もいれば、
「もう弾きたくない…」と苦手意識を持ってしまう子もいます。
この違いは、才能ではなく環境と関わり方にあります。
今日は、ピアノを“好きになる子”と“嫌いになってしまう子”の違い、そして好きでいられるためのヒントをお伝えします。
①「できた!」の瞬間を一緒に喜べるかどうか
ピアノを好きになる一番のきっかけは、小さな成功体験です。
ドの音が鳴った、リズムが合った、1曲弾けた——。
その瞬間に「すごいね!」「できたね!」と一緒に喜んでくれる人がいると、
子どもはピアノ=楽しい時間、と感じます。
逆に、「まだここ違うよ」「もっと練習して」とできていない部分に焦点が当たると、
“ピアノ=注意される時間”と感じてしまいます。
できたところを認めてあげることが、やる気を育てる第一歩です。
② 「やらされている」より「やってみたい!」が大事
ピアノを好きになる子の共通点は、「自分で選んで弾いている」こと。
子どもの中にある「この曲が好き」「音がきれい」といった気持ちを大切にすると、
自発的にピアノに向かうようになります。
ピアノノギフトでは、「今日はどんな曲を弾きたい?」「この音、どんな気分?」と
子どもの興味を引き出す会話からレッスンを始めます。
自分で選んだ音には、自然と愛着が生まれるのです。
レッスンでの一例:
恥ずかしがり屋だった5歳の女の子。最初は先生が選んだ曲を弾いていましたが、
「次はプリンセスの曲がいい!」と自分から提案。
そこからぐんぐん集中力が伸び、今ではレッスンの時間が待ち遠しいそうです。
③ 完璧を求めすぎないこと
ピアノを嫌いになるきっかけの多くは、「できない自分」を責めてしまうこと。
「間違えちゃダメ」「上手に弾けないと恥ずかしい」と感じると、
音を出すこと自体が怖くなってしまいます。
大切なのは、“間違えてもいい”という安心感。
「音を楽しむ」「自分らしく弾く」ことを教えてあげると、
ピアノはいつの間にか、心を整える大切な時間になります。
まとめ:ピアノは“心を育てる習い事”
ピアノを好きになる子は、音と向き合う中で自信や感情を育てています。
その土台を作るのは、「褒める」「選ばせる」「安心させる」の3つ。
どんなお子さまでも、ピアノを“好き”になれる力を持っています。
ピアノを“続ける力”よりも、“好きでいられる環境”が大切。
その中で育つ「やってみたい」の気持ちが、人生を豊かにしてくれます。
体験レッスン受付中🎹
ピアノノギフトでは、“好き”の気持ちを大切にしたレッスンを行っています。
初めての方も、ピアノが苦手になってしまった方も、一人ひとりのペースで音楽を楽しめます。
📍日比谷・三田・田町のピアノ教室「ピアノノギフト」では、3歳からの導入・親子レッスンを行っています。


コメント