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「ピアノやめたい」と子どもに言われたら|先生が伝えたい大切なこと

「ママ、ピアノやめたい…」

突然そう言われたとき、胸がギュッとなりませんか。
せっかく始めた習い事だし、ここまで続けてきたのに——そんな気持ちが湧いてくるのは、とても自然なことだと思います。

私はピアノ教室の先生として、たくさんのお子さんやママと関わる中で、「やめたい」という言葉の裏にはいろんな気持ちが隠れていることを感じてきました。

今日は、もし「やめたい」と言われたときに知っておいてほしいことを、先生の立場からお話しさせてください。

「やめたい」の裏にある、子どもの本当の気持ち

「嫌い」じゃなくて「つらい」のかもしれない

「ピアノやめたい」と聞くと、つい「ピアノが嫌いになったのかな」と思ってしまいがちですよね。

でも、実はそうじゃないことがとても多いんです。

「練習が難しくてうまくいかない」
「練習しなさいって言われるのがつらい」
「他にやりたいことがあるのに時間がない」
「先生とうまくいかなくて行きにくい」

子ども自身も、自分の気持ちをうまく言葉にできないことが多いです。だから「やめたい」という一言にまとめてしまうんですよね。

大切なのは、「やめたい=ピアノが嫌い」と決めつけないこと。「何がつらかったのかな?」と、少しだけ掘り下げてみると、思わぬ答えが返ってくることがあります。

「やめたい」と言えたことを、まず受け止めてあげる

ママに「やめたい」と言うのは、子どもにとってはすごく勇気がいることです。

ママが一生懸命送り迎えしてくれていること、ピアノを買ってくれたこと——子どもなりにちゃんと理解していて、だからこそ言い出しにくかったかもしれません。

だから、まずは「言ってくれてありがとうね」と受け止めてあげるだけで、お子さんはとても安心すると思います。すぐに「じゃあやめよう」「続けなさい」と結論を出さなくて大丈夫。気持ちを受け止めるだけで十分です。

やめる前に、ちょっとだけ試してほしい3つのこと

① 練習のハードルを思いきり下げてみる

「毎日30分練習しなきゃ」「この曲を弾けるようにならなきゃ」——こうした“ちゃんとやらなきゃ”のプレッシャーが、お子さんを追い詰めていることは少なくありません。

思いきって、「1日1回、ピアノの前に座るだけでOK」くらいまでハードルを下げてみてください。好きな音をポーンと鳴らすだけでもいいんです。

「練習しなさい」をお休みするだけで、お子さんの表情が変わることがあります。ピアノとの関係を“リセット”してあげるイメージです。

② 先生に気持ちを伝えてみる

「やめたいと言っている」と先生に相談するのは、少しハードルが高く感じるかもしれません。でも、実は先生側はこういう相談をとても歓迎しています。

レッスンの進め方を変えたり、曲の選び方を工夫したり、先生だからこそできる対応があります。「今、少ししんどそうなんです」と伝えるだけで大丈夫です。

もしそれが言いにくい雰囲気の教室なら、お子さんにとって本当に合う環境なのかを考え直すきっかけにもなるかもしれません。

③ 「また行きたい」と思える場所を探してみる

ピアノを続ける上でいちばん大切なのは、テクニックでも教材でもなく、「この場所に来るのが楽しい」という気持ちだと私は思っています。

先生との相性、教室の雰囲気、レッスンの進め方——お子さんが「また行きたい」と思える場所であれば、ピアノとの関係はきっと続いていきます。

今の教室が合わなかったとしても、それは「ピアノが合わない」ということではありません。環境を変えるだけで、お子さんの気持ちがガラッと変わることは本当によくあることです。

それでもやめたいなら——それも「成長」です

いろいろ試してみても、やっぱり「やめたい」という気持ちが変わらないこともあります。

そのときは、やめることを「失敗」だと思わなくて大丈夫です

ピアノを通じて経験したこと——音を楽しんだこと、発表会で緊張したこと、練習を頑張った日があったこと——そのすべてがお子さんの中にちゃんと残っています。

「やりたくないことを自分で伝えられた」こと自体が、お子さんの大きな成長です。ぜひ「よく頑張ったね」と伝えてあげてください。

一度やめたあとに、しばらくして「またやりたい」と自分から言い出すお子さんもたくさんいます。ピアノとの出会いは一度きりではないから、焦らなくて大丈夫です。

ピアノノギフトが大切にしていること

私の教室・ピアノノギフトでは、「またやってみたい」と思えるレッスンをいちばん大切にしています。

小さなお子さんにとって、ピアノのレッスンは「上手に弾けるようになる場所」である前に、「楽しい」「安心できる」と感じられる場所であってほしい。そう思って、一人ひとりのペースや気持ちに合わせたレッスンをしています。

「うちの子、今の教室で続けられるか不安…」「ピアノを嫌いになりかけている気がする…」——そんなふうに感じたら、一度遊びに来てもらえたら嬉しいです。

体験レッスンは、入会を決めなければならない場所ではないので、
気軽に来てもらえたら嬉しいです♪♬
合わないと感じた時は、お気軽にご相談ください!

※所要時間約30分+説明約10分、完全予約制

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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