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きょうだいでピアノを習うとき|上の子・下の子それぞれの向き合い方

きょうだいでピアノを習わせたいけれど、「上の子と同じように進むのかな」「下の子のレッスン中、上の子はどうしよう」と迷っていませんか?

きょうだいで同じ習い事をすることは、親子にとって嬉しいことです。でも同時に、きょうだいだからこその悩みも出てきます。比べてしまいそうで怖い、どちらかが先に進むと気まずい、練習時間の確保が大変…。

この記事では、きょうだいでピアノを習うときに知っておきたいこと、上の子・下の子それぞれへの向き合い方をお伝えします。

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きょうだいで同じ習い事をするメリット

まず、きょうだいでピアノを習うことの良い面を確認しておきましょう。

  • 送迎の負担が一か所にまとまる。同じ教室に通えるなら、時間のやりくりがしやすくなります。
  • 家に共通の話題ができる。「今どんな曲を弾いているの?」とお互いの演奏に興味を持ったり、一緒に弾いてみたりする場面が生まれます。
  • 上の子がお手本になれる。下の子は上の子の練習する姿を見て自然と「自分もやりたい」と思うようになることがあります。
  • 音楽が家庭の「当たり前」になる。きょうだいで弾いていると、ピアノの音がある生活が自然になります。

こうしたメリットがある一方で、気をつけておきたいこともあります。

一番大切なこと:比べないこと

きょうだいでピアノを習うとき、最も意識していただきたいのが「比べないこと」です。

上の子が弾ける曲を下の子がまだ弾けなくても。下の子のほうが覚えが早くても。それは、年齢も性格も得意なことも違う、別々の人間だからこそ起こる当然のことです。

でも親としては、つい比べてしまうことがあります。「お姉ちゃんはこの頃にはもう弾けていたのに」「弟のほうがセンスあるかも」。こうした言葉は、何気なく口にしただけでも、子どもの心にはとても深く残ります。

比べるなら、「昨日のその子」と「今日のその子」を。きょうだい間の比較ではなく、一人ひとりの成長に目を向けること。これが、きょうだいでピアノを楽しむための大前提です。

きょうだいは同じ家庭で育っていても、まったく違う個性を持っています。ピアノとの相性も、伸びるペースも、楽しみ方も、それぞれ違って当然です。

上の子への向き合い方

きょうだいでピアノを習うとき、上の子ならではの気持ちがあります。

「お手本でいなきゃ」というプレッシャー

上の子は、「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんがちゃんとやらないと」という空気を、言わなくても感じ取っていることがあります。下の子のお手本でいなければ、という無言のプレッシャーです。

上の子にもうまくいかない日はあります。練習が嫌になる日もあります。そんなときに「下の子が見てるんだから、ちゃんとして」と言ってしまうと、ピアノが「自分のため」ではなく「下の子のため」になってしまいます。

上の子には「あなたはあなたのペースでいいんだよ」と伝えてあげてください。

下の子に追いつかれる不安

下の子のほうが飲み込みが早かったり、同じ曲をすぐに弾けるようになったりすることがあります。上の子がそれを気にしている様子が見えたら、「あなたが先に始めてくれたから、下の子も始めたいと思ったんだよ」と伝えてあげてください。

上の子がピアノを楽しんでいる姿が、下の子にとっての「きっかけ」になった。その事実は、上の子にとっての誇りになります。

上の子だけの時間を作る

下の子と一緒にいる時間が多い分、ピアノのことで上の子だけと向き合う時間を意識的に作ってあげてください。「今日の演奏、聴かせて」と上の子だけに声をかける。その特別感が、上の子の心を満たしてくれます。

下の子への向き合い方

下の子には下の子ならではの特徴があります。

上の子を見て始めるから、最初は進みが早い

下の子は、上の子の練習を横で見たり聴いたりして育っています。だから、いざ自分がレッスンを始めると、最初のうちは驚くほどスムーズに進むことがあります。

でもこれは「才能がある」というよりも、「すでに耳で覚えていた」ということが多いです。ある段階から急に壁にぶつかることもあるので、最初の進みの速さだけで判断しないことが大切です。

「自分もできる」の気持ちを大切にする

上の子と同じ曲を弾きたがったり、「もう次の本に進みたい」と言ったりすることがあります。上の子に追いつきたい気持ちは自然なものですが、無理に背伸びさせると挫折のもとになることも。

「その気持ちはとてもいいね。一緒に先生に相談してみようか」と、焦りではなく意欲として受け止めてあげてください。

下の子だけの「特別」を見つける

上の子と同じ道を歩いているように見えても、下の子には下の子の音楽があります。同じ曲を弾いても表現が違う、好きな曲の傾向が違う。そうした「この子らしさ」を見つけて、言葉にしてあげてください。

「お姉ちゃんとは違う弾き方で素敵だね」。その一言が、下の子の中に「自分の音楽」を育てていきます。

きょうだいでピアノを楽しむコツ

  • 練習時間をずらす。同じ時間にやらせると比べやすくなります。それぞれの時間を作ることで、お互いの練習をプレッシャーなく過ごせます。
  • 「一緒に弾く時間」も作る。連弾や簡単な合奏を楽しむ時間は、きょうだいの絆を深めてくれます。比べるのではなく、一緒に音楽を作る体験です。
  • それぞれの成長を、それぞれに伝える。「今日は◯◯ちゃんのここがよかったね」と個別に声をかけること。全体で褒めるのではなく、一人ずつ認めてあげてください。

きょうだいでピアノを習えることは、とても素敵なことです。比べるのではなく、「一緒に音楽がある家庭」を楽しんでいただけたら嬉しいです。

一人ひとりに合ったレッスンを

ピアノノギフトは、日比谷・三田・田町にあるちいさなピアノ教室です。

きょうだいで通ってくださっているご家庭もたくさんあります。上の子と下の子、それぞれの性格やペースに合わせたレッスンを心がけています。「きょうだいで習わせたいけれど、どうしたらいいかな」と迷っている方も、お気軽にご相談ください。

きょうだいで一緒に、音楽の時間を始めてみませんか?

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