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幼稚園音楽講師の経験が今のレッスンに活きている5つのこと

ピアノノギフトを始める前、私は幼稚園の音楽講師をしていました。

保育の時間が終わったあと、子どもたち一人ひとりに約10分のピアノ個人レッスン。そしてグループでのソルフェージュ。

華やかな経歴とは無縁の、地道で濃密な毎日でした。

でも、あの日々がなかったら、今のピアノノギフトは存在しません。

幼稚園の現場で学んだことが、今のレッスンにどう活きているのか。5つに絞ってお話しします。

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1「10分」で子どもの心をつかむ力

幼稚園での個人レッスンは、一人約10分でした。

たった10分。大人からすれば一瞬ですが、幼児にとっての10分は、とてつもなく長いこともあれば、あっという間に過ぎてしまうこともあります。

最初の30秒がすべてを決める

10分しかないレッスンで、最初の30秒にその子の機嫌を見誤ると、残りの9分半が全部崩れます。

今日は元気かな。眠そうかな。さっき友だちとけんかしたかな。お腹すいてるかな。

子どもの顔を見た瞬間に、「今日のこの子」を読み取って、レッスンの入り方を変える。元気な日は「今日は新しい曲やってみよう!」。疲れている日は「好きな曲を弾こうか」。

この「瞬時に空気を読む力」は、10分レッスンを何百回と繰り返す中で身についたものです。

今、ピアノノギフトのレッスンでこの力がどれだけ役立っているか。30分のレッスンであっても、最初の空気を読むことの大切さは変わりません。

2「保育」の目で子どもを見る視点

幼稚園で音楽講師をしていたということは、ピアノの先生であると同時に、保育の現場にいたということです。

「弾けるかどうか」の前に「今日この子は大丈夫か」

ピアノ教室の先生は、基本的に「ピアノを教える人」です。でも、幼稚園の現場では、それだけでは務まりませんでした。

レッスンの順番を待っている間に泣き出す子。お友だちが気になって集中できない子。トイレに行きたいけど言えない子。

ピアノを弾く前に、まず「この子が安心してここにいられるか」を見る。これは、ピアノの先生としての訓練ではなく、保育の現場だからこそ身についた目です。

ピアノノギフトに体験レッスンに来てくれる子の中には、初めての場所が不安で固まってしまう子もいます。そのとき、「まずこの子が安心すること」を最優先にできるのは、幼稚園で培ったこの視点があるからです。

3グループと個人、両方を教えた経験

幼稚園では、ソルフェージュをグループで教え、ピアノは個人で教えていました。

この「両方」の経験が、今ものすごく活きています。

グループだからこそ見えること、個人だからこそ見えること

グループでソルフェージュをしていると、その子の「社会性」が見えます。周りに合わせて歌えるか。リズムを共有できるか。他の子の音を聴いているか。

個人レッスンでは、その子の「内面」が見えます。どんな音が好きか。どこでつまずくか。何を言ったら目が輝くか。

この両方の情報を持っていると、一人ひとりへのアプローチが立体的になります。「この子は、グループでは元気いっぱいだけど、個人になると実は繊細」「この子は、個人では集中するけど、グループでは周りが気になってしまう」

ピアノノギフトでは個人レッスンが中心ですが、発表会やイベントでは子ども同士が関わる場面もあります。グループの中でのその子を知っているからこそ、個人レッスンでの関わり方にも奥行きが出るんです。

4「音楽の入り口」を無数に持っている

幼稚園で教えていた子どもたちは、3歳から6歳。ピアノに触れるのが初めての子がほとんどでした。

鍵盤だけが音楽の入り口ではない

ピアノの前に座らせて「ドを弾いてみよう」から始めても、興味を持たない子はたくさんいます。

でも、手拍子でリズムを打つと乗ってくる子がいる。歌を歌うと笑顔になる子がいる。ピアノの蓋を閉めて太鼓のように叩くと夢中になる子がいる。音当てクイズをすると目を輝かせる子がいる。

幼稚園で何十人もの子どもに音楽を届けてきた経験から、「この子にはどの入り口が合うか」を瞬時に判断できるようになりました。

鍵盤に興味がなくても、音楽に興味がないわけではない。入り口が違うだけ。

ピアノノギフトの体験レッスンで「うちの子、ピアノに興味がないかも」と心配されるママがいますが、心配いりません。音楽への入り口は、鍵盤のほかにもたくさんあります。私はその引き出しを、幼稚園の現場で山ほど蓄えてきました。

ピアノの前に座らなかった子のこと

幼稚園での個人レッスンで、ピアノの前に座ることを断固拒否した子がいました。

椅子に座らない。鍵盤に触らない。でも、部屋の隅で私が弾くのをじっと見ている。

その子にはまず、床に座って一緒にリズム打ちをしました。私が手を叩いて、その子が真似する。次に、私がピアノで弾いたリズムを、その子が手で叩く。

3回目のレッスンで、その子は自分からピアノの前に来ました。「先生が弾いてたやつ、やりたい」って。

入り口を変えただけ。音楽への扉は、一つじゃないんです。

5ママとの「短い会話」の力

幼稚園でのレッスンでは、ママと長く話す時間はほとんどありませんでした。

お迎えのときにほんの1〜2分。「今日はこんなことができましたよ」「最近、家ではどうですか?」

短い言葉で「安心」を届ける技術

時間がない中で、ママに何を伝えるか。限られた言葉で、ママに安心してもらうにはどうすればいいか。

幼稚園の現場では、毎日それを考えていました。

「今日、○○ちゃん、自分から弾きたいって言ってくれました」──この一言で、ママの表情がぱっと明るくなる。

「ちょっとつまずいていたけど、最後にできたとき、すごくいい顔してました」──この一言で、ママが「続けさせてよかった」と思える。

長い説明よりも、短くて具体的な一言のほうが、ママの心に届く。これは、幼稚園での無数の「1分間の会話」から学んだことです。

ピアノノギフトでも、レッスン後にママにお伝えする言葉は、意識して短く、具体的にしています。「今日弾けた曲」「今日見つけた成長」「今日のいい顔」。この3つのどれかを、毎回必ず伝えるようにしています。

地味な経験こそ、レッスンの土台になる

東京音大を出て、ドイツに留学して、国際コンクールで指導者賞をいただいて。

経歴だけ見れば、華やかに見えるかもしれません。

でも、今の私のレッスンを支えているのは、そういう華やかな経歴よりも、幼稚園で何百回と繰り返した「10分のレッスン」の蓄積です。

子どもの機嫌を30秒で読む力。安心を最優先にする目。入り口を変える引き出し。グループと個人の両方を見る視点。短い言葉でママに安心を届ける技術。全部、幼稚園の現場でもらったものです。

ピアノの技術は音大やドイツで学びました。でも、「子どもにピアノを教える力」は、幼稚園の現場で育ててもらいました。

だから私は、あの経験をとても大切にしています。そして、あの経験があるからこそ、「はじめてのピアノ」を安心して任せてもらえる先生でいられると思っています。

お子さんの「はじめて」を預けてくださるママへ

お子さんにとって初めてのピアノ。ママにとっても、初めての「習い事選び」かもしれません。

「うちの子、大丈夫かな」「じっとしていられないかも」「先生の言うこと聞けるかな」

その不安、幼稚園で何百人もの「はじめて」に立ち会ってきた私に、任せてください。

座れなくても大丈夫。泣いても大丈夫。鍵盤に触らなくても大丈夫。

その子に合った入り口を、必ず見つけます。

ピアノノギフトのイラスト

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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