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子どもの比べない育て方|ピアノ教室で見えた「その子だけの成長」

「あの子はもうあの曲を弾いてるのに、うちの子はまだこの曲…」。発表会で他の子の演奏を聴いたとき。SNSでピアノ動画を見たとき。つい、比べてしまう気持ち、よくわかります。

でも、比べることで一番辛い思いをしているのは、お子さんかもしれません。ピアノ教室で見てきた「その子だけの成長」についてお話しします。

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なぜ比べてしまうのか

比べてしまうのは、お子さんのことを大切に思っているからです。「この子が遅れていないか」「ちゃんと成長しているか」。愛情があるからこそ心配になる。

でも、その心配が伝わると、お子さんは「自分はダメなんだ」と受け取ってしまいます。ママが気にしているのは「進度」ですが、お子さんが感じるのは「自分は期待に応えられていない」ということです。

ピアノ教室で見てきた「その子だけの成長」

進度が遅い子は、一つひとつの曲を丁寧に仕上げます。テクニックは速く進まなくても、音の美しさや表現力が育っていることがあります。速く進む子とゆっくり進む子、10年後にどちらが上手かは、実は分かりません。

ある男の子は3年間ほとんど進まなかったけれど、小学校3年生のときに突然弾けるようになりました。脳の発達と指の成長のタイミングが合ったのだと思います。もし2年目で「才能がない」と辞めていたら、この開花は見られなかった。

テクニックは普通でも、音楽的な感性が豊かな子もいます。正確に弾くことは苦手でも、心に響く演奏をする。発表会で、テクニック的には一番ではないのに、一番拍手をもらった生徒さんがいました。

比べるなら「過去のわが子」と

比べること自体は悪いことではありません。でも比べる相手を変えてみてください。「半年前のわが子」と比べるのです。

半年前は片手しか弾けなかったのに、今は両手で弾いている。前は楽譜を読めなかったのに、少しずつ読めるようになっている。リズムが取れなかったのに、手拍子が合うようになった。

そうした「過去の自分との差」を見つけて伝えてあげると、お子さんは「自分は成長しているんだ」と実感できます。

レッスンノートに毎回一言書くことをおすすめしています。「今日はこの部分が弾けた」「先週より音がきれいになった」。小さな記録を残しておくと、振り返ったときに成長が見える。「比べる材料」を他の子ではなく、過去の自分に変えてみてください。

ピアノノギフトでは、一人ひとりの
ペースに合わせたレッスンを大切にしています。

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