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「うちの子だけ遅れてる気がする」ママたちの不安に向き合う

成長のペースは人それぞれ。比べなくていい、その理由をお伝えします

「同じ時期に始めたのに、あの子はもう次の曲に進んでいる」
「うちの子、全然練習しないし、このままで大丈夫なのかな」

こういう気持ち、ピアノを習わせているご家庭から本当によく届きます。

焦りを感じること自体は、子どもへの深い関心の表れだと思っています。ただ、その焦りの正体をほどいていくと、少し楽になれることが多くて。今日はそのお話をしたいと思います。

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焦りには、だいたい2つの正体があります

「うちの子だけ遅れてる気がする」という感覚、少し分解してみると、ほとんどの場合2つのどちらか(あるいは両方)が絡み合っています。

「同じ時期に始めた子がもう〇〇を弾いていて、うちの子はまだ同じ曲を弾いている」

「毎日練習するように言っているのに、ちっともやらなくて。このままじゃ追いつけない気がして」

どちらかに心当たりがありますか? 両方という方もきっといますよね。順番に、一緒に考えていきましょう。

「他の子と比べて遅い気がする」——その不安の正体

発表会のあと、他の教室の子と話したとき、SNSで同い年の子の演奏を見たとき——「うちの子、遅いんじゃないかな」という気持ちがふっと湧いてくること、ありますよね。

ピアノの進度を比べることに、意味はほぼありません

少し驚くかもしれませんが、ピアノの進度は子どもによって本当にバラバラで、同じ年齢・同じ練習量でも、3〜5倍の差が出ることは普通にあります。

それは才能の差ではなくて——手の大きさ、指の柔軟性、音楽を聴いてきた環境、集中できる気質、その曲との相性。いろんな要素が絡み合っていて、どれが欠けても「進度」は変わってきます。「遅い」のではなくて、その子のタイミングで育っている、ということの方がずっと多いんです。

「止まっている時期」が一番大切な時期だったりします

ピアノの成長って、毎日少しずつ上手になる「直線」じゃなくて、しばらく変わらない時期が続いてからある日突然「あれ、弾けるようになった」という「階段」の形をしています。

変わらない…

← 蓄積している時期

変わらない…

🎵 突然ぐっと弾けた!

← ここが「階段」の一段

変わらない…

← また蓄積の時期

🎵 またぐっと弾けた!

← 次の一段

「何も変わっていない時期」は、表からは見えていないだけで、指の筋肉・耳・音楽への理解が静かに積み重なっています。比べて「遅い」と見える時期が、実は一番大切な蓄積の時期だったりするんです。

私がレッスンでよく経験することがあって。半年ずっと同じところで止まっていた子が、ある日突然「何かが解けた」ようにすっと弾けるようになる瞬間があります。

その前の半年、表からは何も変わっていないように見えても、その子の中では何かがちゃんと育っていたんだと思っています。だから「遅れている」より「今は積み重ねている時期」と見ていただけると、子どもも親御さんも、もう少し楽に音楽と向き合えると思っています。

成長が見えないとき、試してほしいこと

「本当に育っているのかな」と不安になったら、今日の演奏をスマホで録音して、3ヶ月前のものと聴き比べてみてください。毎日見ていると気づかないけれど、並べると必ず何かが変わっています。弾く技術だけじゃなく、音の出し方、音楽への関わり方——そういう変化が見えると思います。

💬 Kさん(ピアノ歴1年半・7歳のお子さんのママ)

「全然うまくなっていない気がして、先生に相談したら『録音して聴き比べてみてください』と言われて。半年前と今を聴き比べたら、全然違っていて。ちゃんと育っていたんだって、泣きそうになりました」

「全然練習しない」——その不安の正体

「毎日練習するように言っているのに、ちっともやらない」——この悩み、本当に多くの親御さんから届きます。

練習しない子どもは、99%普通です

正直に言います。言われなくても毎日自発的に練習する小学生は、かなりの少数派です。「練習しないのが子どもの普通」くらいに思っておいていただいた方が、親御さんも楽になれます。「うちの子だけがやらない」ということは、ほぼないので。

「させる練習」より「弾きたい瞬間」の方が、ずっと効きます

子どもって、「やらなきゃ」より「やりたい」の方がずっと動きやすいんですよね。ピアノも同じで、義務感で弾いた30分より、「弾きたい」気持ちで弾いた5分の方が、音楽との関係が育ちやすいと思っています。

だから、「練習させること」より「弾きたい瞬間を逃さないこと」を大切にしてほしくて。子どもがふと「弾いてみようかな」と思う瞬間——それはテレビで好きな曲が流れたときかもしれないし、学校で音楽の授業があった日かもしれない。その瞬間に「じゃあ弾いてみよう」と言える空気をつくることが、一番の練習です。

💡 「練習しない」を少し楽にする、小さな工夫

  • 「5分だけでいいよ」と声をかける……始めることのハードルを下げるだけで変わります
  • 弾いたら何でもいいので聴く……「聴いてもらえる」体験が次の意欲になります
  • 好きな曲を一緒に探す……「弾きたい曲がある」状態は最強の練習動機です
  • 「練習した?」より「今日どんな気分?」と聞く……プレッシャーを減らすだけで自然と弾くことがあります

💬 Lさん(6歳のお子さんをお持ちのママ)

「毎日『練習しなさい』って言い続けて疲れて、ある日もう言うのをやめたんです。そうしたら子どもが自分から弾くようになって。言わない方が弾くって、不思議ですよね」


成長のペースは、人それぞれです。比べなくていい

ここまで2つの不安をほどいてきましたが、最後に一番大切なことをお伝えしたくて。

他の子と進度を比べたくなる気持ち、練習しない子どもに焦る気持ち——どちらも根っこは「この子に豊かに育ってほしい」という愛情から来ています。その気持ちは、そのままでいいんです。

ただ、成長のペースは本当に人それぞれで、ゆっくりな子が音楽を深く感じていることも多いんです。進度が速い子が音楽を深く楽しんでいるとは限らないし、ゆっくりな子が音楽との関係を育んでいないとも限らない。

「今日、音楽と向き合えたか」だけを見てほしい

他の子との比較をやめて、代わりに見てほしいのは——今日、その子が音楽とどう向き合っていたか、ということだけです。弾けたかどうかじゃなくて、楽しそうだったか、何かを感じていたか、音を出すことを嫌がっていなかったか。

それが続いているなら、ペースがどれだけゆっくりでも、その子の中で音楽は育っています。比べなくていい。その子のペースが、その子にとっての正解だから。

💬 Mさん(ピアノ歴2年・8歳のお子さんのママ)

「ずっと遅れてる気がして焦っていたんですが、先生に『今は音楽と友達になっている時期です』と言ってもらって。その言葉でふっと楽になりました。弾けてるかより、楽しんでるかを見るようにしたら、私自身にも余裕が出てきた気がして」

🎹 この記事でお伝えしたこと

  • ピアノの進度は子どもによってバラバラで、比べることに意味はほぼない
  • 「何も変わらない時期」は蓄積の時期。成長は直線ではなく階段の形をしている
  • 練習しない子どもはほぼ全員そう。「させる」より「弾きたい瞬間を逃さない」
  • 成長のペースは人それぞれ。ゆっくりな子が音楽を深く感じていることも多い
  • 「今日、音楽と向き合えたか」だけを見ていれば、比べなくていい

♩ ♪ ♫ ♬

🎹

焦らなくていい。
その子のペースで、音楽と出会ってほしい。

「遅れているのかな」と感じたとき、
先生に話してもらえると嬉しいです。
その子の今を一緒に見ながら、
焦らなくていい理由をお伝えできると思っています。

体験レッスンは、相談の場でもあります。 🎵 無料体験レッスンを予約する

※所要時間約30分+説明約10分、完全予約制

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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