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3歳からピアノを26年。よかったこと、悪かったこと──29歳の今、正直に話します

3歳からピアノを続けて29歳の今思うこと

お子さんにピアノを習わせようかな、と考えているとき。

「本当にやらせてよかった」と思える日が来るのか、ちょっと不安になりませんか?

私は3歳でピアノをはじめて、今年で26年になります。29歳の今、ピアノの先生をしていて、もうすぐママにもなります。

この記事では、「3歳からピアノを続けてきた私が、今どう感じているか」を正直にお話しします。

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ピアノを続けてきて、よかったと思うこと

01

「自分にはこれがある」と思えるものができた

学校生活のなかで、勉強が得意な子、運動が得意な子、友達が多い子──いろんな「得意」がありました。

私は、ピアノがありました。

テストの点が悪くて落ち込んだ日も、友達とうまくいかなかった日も、ピアノの前に座ると「ここには私の居場所がある」と思えた。

それは自信というより、安心感に近いものでした。何があっても帰れる場所がある、という感覚。お子さんにとってのそういう場所が、ピアノになるかもしれません。

02

「がんばる」を体で覚えた

ピアノって、弾けるようになるまでに時間がかかります。今日練習しても、明日すぐ弾けるようにはならない。

でも、毎日少しずつ弾いていると、ある日ふっと指が動くようになる瞬間がある。あの感覚を、子どもの頃に何度も経験しました。

「すぐにはできなくても、続けていればできるようになる」──これは、大人になってからもずっと私を支えてくれています。受験も、就職も、ドイツへの留学も。「できないかも」と思っても、ピアノで覚えた感覚が「大丈夫、続ければいい」と教えてくれるんです。

03

感情の「逃げ場」になってくれた

思春期って、言葉にできない気持ちがたくさんあります。

親に言えないこと、友達にも話せないこと。そういうとき、私はピアノを弾いていました。悲しいときは悲しい曲を。怒っているときは激しい曲を。

弾き終わると、少しだけ気持ちが軽くなっていた。ピアノが、感情の翻訳機のような役割をしてくれていたんだと思います。

お子さんが大きくなったとき、言葉にできない気持ちを音にできる場所がある。それは、思っている以上に大きな支えになります。

04

人生の選択肢が増えた

ピアノを続けてきたおかげで、音大に進むという選択肢が生まれました。ドイツのフォルクヴァング芸術大学に短期留学できたのも、ピアノがあったから。

そして今、ピアノの先生という仕事に出会えたのも、3歳の自分がピアノをはじめたから。

もちろん、ピアノを習ったすべてのお子さんが音楽の道に進むわけではありません。でも、ひとつのことを深く続けた経験は、どんな進路を選んでも「自分は何かをやり遂げた」という自信になります。

05

「耳」が育った

これは地味だけど、意外と大きいです。

ピアノを続けていると、音を聴き分ける力が自然と身につきます。音楽だけでなく、人の声のトーンや、言葉のニュアンスを感じ取る力にもつながっている気がします。

英語のリスニングが得意だったのも、今思えばピアノのおかげかもしれません。

ピアノの先生として感じること

レッスンで子どもたちを見ていても、耳が育っている子は、言葉の理解も早い傾向があります。音を聴く力は、コミュニケーションの土台にもなっているんです。

06

一生ものの「楽しみ」が手に入った

29歳になった今でも、仕事が終わったあとにピアノを弾く時間が好きです。

好きな曲を弾いたり、昔弾いた曲をもう一度弾いてみたり。一人の時間を豊かにしてくれるものが、ずっとそばにある。

これから子どもが生まれたら、一緒にピアノを弾く日が来るかもしれない。そう思うと、3歳の頃の自分に「ありがとう」と言いたくなります。

じゃあ、悪かったことは?

正直に言うと──「ない」に近い

練習が嫌だった日もあります。コンクールの前にプレッシャーで泣いたこともあります。友達が遊んでいるのに自分は練習しなきゃいけない、と思った日もありました。

でも、それを「悪かったこと」とは思っていません。

というよりも、「正解にしてきた」という感覚が近いです。

つらかった経験も、うまくいかなかった時期も、今の自分をつくってくれた大切なピースだと思えるから。ピアノを続けてきたことで、「過去のどんな経験も無駄じゃなかった」と思える自分になれました。

後悔がないのは、ピアノがいつも楽しかったからじゃありません。つらいことも含めて、「これが私の道だ」と受け入れてこられたから。その力もまた、ピアノが教えてくれたものだと思っています。

もし、あの日ピアノをはじめていなかったら

ときどき考えること

もし3歳のあの日、母がピアノ教室に連れて行ってくれなかったら。

今の私はいないと思います。音大にも行っていない。ドイツにも行っていない。ピアノの先生にもなっていない。

でも、それ以上に──「自分にはこれがある」と思えるものに出会えていなかったかもしれない。

母は、ピアノを弾けない人でした。音楽のことはわからないと言っていました。

それでも、毎週送り迎えをしてくれて、発表会のドレスを選んでくれて、練習を嫌がる私に「今日はお休みにしよう」と言ってくれた日もありました。

母がピアノを「教えて」くれたわけではありません。でも、ピアノを「続けられる環境」をつくってくれた。それが、26年経った今のすべてにつながっています。

ピアノをはじめようか迷っているママへ

「うちの子に合うかな」「途中でやめたらもったいないかな」「私はピアノのことわからないけど大丈夫かな」

そう思っているなら、大丈夫です。

私の母も、同じことを思っていたはずだから。

ピアノは、「弾ける・弾けない」だけの習い事ではありません。自分と向き合う力、感情を表現する力、何かを続ける力──目に見えないけれど、確かにお子さんの中に残るものがあります。

3歳から26年。ピアノは、私の人生をずっと支えてくれました。

お子さんにとっての「ピアノの物語」は、まだ始まっていません。最初の一歩を踏み出すきっかけを、つくってあげてください。

ピアノノギフトのイラスト

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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