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失敗は失敗じゃない──思っていた結果と違っただけ

「失敗した」と思った瞬間、胸がぎゅっとなる。

あのとき、ああしていれば。もっとちゃんとやっていれば。

でも最近、私はこう思うようになりました。

それは「失敗」じゃなくて、思っていた結果と違っただけ。予想と現実がズレただけにすぎない、と。

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「失敗」って、本当に失敗なのか

何かがうまくいかなかったとき、私たちはすぐに「失敗した」と言います。

テストで思うような点が取れなかった。仕事でミスをした。子育てで「こうしたかった」のに、できなかった。

でも、立ち止まって考えてみると、それは本当に「失敗」でしょうか。

起きたのは「結果が予想と違った」ということだけ

たとえば、子どもにピアノを習わせてみたけれど、思ったほど興味を持たなかった。

これは「失敗」でしょうか。

ママの中では「きっと楽しんでくれるはず」という予想があった。でも現実は違った。それだけのことです。

子どもが「今は」ピアノに興味を持たなかったという情報が手に入った。次に何をすればいいかのヒントが見えた。それは失敗ではなく、ただの「結果」です。

失敗とは「事実」ではなく「解釈」。同じ出来事でも、捉え方ひとつで意味がまるで変わります。

私がこの考え方にたどり着いた理由

偉そうなことを言っていますが、私自身、ずっと「失敗」に怯えて生きてきた人間です。

ドイツ留学で味わった「予想と現実のズレ」

20歳でドイツに留学したとき、私の頭の中には「本場でピアノを極める」というキラキラした予想がありました。

でも現実は、言葉が通じない、レッスンについていけない、食事が合わない、友達ができない。毎日がしんどくて、「来なければよかった」と何度も思いました。

当時の私はこれを「失敗」だと思っていました。

でも今振り返ると、あの経験がなかったら、「一人で抱え込むことの辛さ」を身をもって知ることはなかった。ママたちが不安を抱えている気持ちに寄り添えるのは、あのときの経験があるからです。

失敗じゃなかった。予想と違っただけ。そして、予想と違ったからこそ、得られたものがあった。

レッスンで「できなかった」子どもたち

幼稚園で音楽を教えていたとき、発表会で間違えてしまった子がいました。

本人は泣いていました。ママも「練習したのに」と落ち込んでいました。

でも、その子が間違えたあとにやったことを、私は忘れません。泣きながら、最後まで弾き切ったんです。

「間違えずに弾く」という予想通りにはいかなかった。でも、「間違えても最後まで弾ける子」だということがわかった。それは、予想通りに弾けることよりも、ずっと価値のあることでした。

捉え方が変わると、行動が変わる

「失敗した」と思うと、人は動けなくなります。怖くなる。次に挑戦するのをためらう。

でも、「予想と違っただけ」と思えると、不思議と前を向けるんです。

「失敗」と捉えると起きること

自分を責める。「やっぱり私はダメだ」と思う。次にやるのが怖くなる。子どもにも「失敗しないように」と求めてしまう。

この連鎖、心当たりはありませんか?

「予想と違っただけ」と捉えると起きること

「じゃあ次はこうしてみよう」と考えられる。自分を責める代わりに、次のアクションが見える。子どもにも「うまくいかなかったね、じゃあどうする?」と声をかけられる。

同じ出来事なのに、捉え方ひとつで、そのあとの行動がまったく違ってきます。

子どもにいちばん伝えたいこと

ピアノを教えていて、子どもたちに「失敗してもいいんだよ」と言うことがあります。

でも最近は、もう一歩踏み込んで伝えるようにしています。

「失敗なんてないよ。思ったのと違っただけ。違ったなら、次にどうするか考えればいいだけだよ」

「失敗してもいい」という言葉は、やさしいけれど、「失敗」という前提はそのまま残ります。

でも、「そもそも失敗じゃないんだよ」と伝えると、子どもの顔が変わるんです。ホッとしたような、肩の力が抜けたような顔。

間違えた音を弾いたとき、「あ、この音じゃなかったんだね。じゃあどの音だろう?」と一緒に探す。それだけで、「間違い」が「探検」に変わる。

この感覚を、小さいうちから持てる子は強いです。ピアノだけじゃなく、人生のいろんな場面で、自分を責めずに前に進める力になるからです。

ママ自身にも、同じことを

この話は、子どもだけに向けたものではありません。

ママだって、毎日「予想と違う」ことだらけです。

思い通りにいかない子育て。計画通りに進まない一日。「こうありたい」自分と、現実の自分のギャップ。

それを全部「失敗」だと思ったら、心がもちません。

今日一つだけ、試してみてほしいこと

今日、何かうまくいかないことがあったら、「失敗した」の代わりに、こう言ってみてください。

「思ってたのと違ったな」

それだけでいいです。たった一言の違いですが、自分への責め方がふっと軽くなるのを感じるはずです。

そしてもし余裕があれば、「じゃあ次はどうしようかな」と考えてみる。それだけで、「失敗」が「学び」に変わります。

完璧じゃなくていい。予想通りじゃなくていい。思っていたのと違っただけ。それは失敗じゃない。人生のすべては、そうやって「次」につながっていくものだと思います。

「うまくいかない」に悩んでいるママへ

ピアノの練習がうまくいかない。子どもが思ったように取り組んでくれない。

そんなとき、「失敗した」と感じる必要はありません。

ピアノノギフトでは、「できない」を「まだ途中」として捉えるレッスンをしています。間違えることは悪いことじゃない。思った音と違っただけ。その考え方を、レッスンの中で自然と身につけていけるように向き合っています。

お子さんにそんな力を届けたいと思ったら、ぜひ一度体験レッスンに来てみてください。

ピアノノギフトのイラスト

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この記事を書いた人

pianonogiftのアバター pianonogift 東京都出身。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。 フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)短期留学奨学生。 在学中、東京文化会館やサントリーホール等多数演奏会に出演する他、私立幼稚園で音楽講師も務める。 第41回ピティナピアノコンペティション特級銅賞。 第12回北本ピアノコンクールG部門(大学生)第1位、及び最優秀賞。 第18回日本演奏家コンクール第2位(大学生の部)。 東京フィルハーモニー交響楽団、ウィーン岐阜管弦楽団と協演。 かずさFM、TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」出演。

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